今回はちょっと早めに更新できた!

やったよ!!というわけでテンション高く3人目。

真犯人、山川由佳の登場です。

 

冒頭、テンション高く入りましたが、ここからは一気にダウナーに。。

(なにせ真犯人ですので)

 

前の二人にも勝るとも劣らない、というか、

由佳ほど説明に、言葉のつまるキャラはおりません。

辛いです。辛い。生い立ちも辛ければ、今後歩んでいく道も、ずっと辛い。

もちろん、それは自分が犯した取り返しのつかない殺人という罪によるもので

それは、被害者からしたら到底許されるものではなく

(冤罪に巻き込まれた清にとっても)

いつも、どこかで、誰かから極刑を(もし判決はくだらなくても)望まれながら、、

自分の存在を疎まれながら、その存在を否定されながら

生きながらえる人生とはいかほどのものなのかと、考えてしまいます。

 

控えめに第三の主人公、と書きましたが、おそらく

私が地味に一番感情移入して描いているのは、この由佳かもしれません。

 

はじめにこのお話を頂いた時、設定資料に加害者が女の子、被害者も女の子

そしてそれを追いかける刑事も女性、とあった時、私は個人的に

これは簡単に描けないし、描いてはいけないと思いました。

 

私が女性だから。ただそれだけですけど、

私は勝手に、ずっしりとした重石のようなものを腹の底に感じながら

このキャラと向き合ってきました。

ゴールデンウィークの最中、由佳の過去や生い立ち、

その悲しい犯行動機について何日も何日も考え続けたのは、今となっては

いい思い出です。(まだ完結してないですが!)

 

実は、この由佳単体でちょっとした小説になるくらいの

十数ページに及ぶプロットを、無理を言って考えさせていただきました。

(原作の先生には、本当にもう感謝しきりです。)

その設定自体は、このお話中でどこまで描けるかわかりませんが

少しでも、この山川由佳というキャラクターをわかってもらえるよう、、

読者の方に”知って”、”感じて”いただけるように

最後まで、描ききりたいと思います。

 

私はどこまでも付き合うよ〜〜由佳…!!!